ゲルマニウム半導体検出器による測定
ゲルマニウム半導体に入射した放射線(γ線)がその中で作り出す荷電粒子の運動経路に沿って生じる自由電子を利用して放射線を検出します。最大の特徴は、優れたエネルギー分解能(1.9 keV)で、放射性セシウム137・放射性ヨウ素131等多くの核種を精度良く検出できます。
食品中・土壌・廃棄物・汚泥等について暫定指針値等が設定されておりこれらの放射能濃度の精密な測定に広く使用されています。
空間線量レベルの測定
土壌、工作物及び森林等に飛散した放射性物質からの放射線量による被ばく(追加被ばく線量)が年間20 ミリシーベルト未満である地域については、長期的な目標として追加被ばく線量が年間1ミリシーベルト以下となることとされています。
表面線量レベルの測定
現地での土壌・製品等の表面線量レベルの測定。